2009年12月14日月曜日

人間中心設計特論 第8回 

今回はziba tokyoでワークショップを行いました。
説明してくれた方は平田智彦さん。

最初はアメリカにある本部のお話や、zibaが行っているデザインアプローチの仕方などを教えていただきました。


■スイッチを入れる
アメリカにある本部にはたくさんのトラップがあるらしい。トラップとは言っても人を傷つけるトラップではなく、人にスイッチを入れるためのもの。その空間や広告、製品やプレゼンテーションなどに人を引き込むためのトラップだ。


■リサーチとデザイン
リサーチでは現在と過去しか分からない。デザインは未来を想像しつくるもの。現在や過去を理解し今後どう変化していくかを想像することが大切だそうです


■UMPQUA BANK
デザインを良くするのではなく、お客が何を求めているかが大切。
普通の銀行のロビーからホテルのロビーのようなくつろげる空間へ。
現金を置くトレーにはコインの形をしたキャンディーが置いてあるらしい。そんな遊び心が、お客の心をつかむのだろう。


■プレゼン
Photoをただ動かすのではなく、邪魔にならない程度の光や音楽を入れることで見る人を飽きさせない。


■ワークショップ
このワークショップでは、平田さんのためのzibaまでの地図を描くというものだった。
ここでは私を含めほとんどの人がziba周辺の地図をただ描いただけだった。
この地図で必要なのはスタート地点やゴール、何分かかるかや曲がるときの目印、zibaの電話番号や見やすいようにカラーリングを行うことだった。
地図を見る人がなにを求めているか。これを常に考えることが大切だということを教わった。


このほかにもトレースからアレンジを行う方法や、スケッチに添える文字がきれいに見える書き方、方向を示すための矢印を見栄えよく見せるための書き方を教わった。

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